MFTってなあに?
口腔筋機能療法(MFT)
歯並びや咬み合わせの形成には、遺伝だけではなく、幼少期の生活習慣や癖なども大きく影響しています。
舌突出癖や指しゃぶりが開咬や上顎前突を招き、アレルギー性鼻炎などによる日々の口呼吸によって、口周りの筋肉の弛緩につながることもあります。
口腔筋機能療法(MFT)を行うことで正しく筋肉が機能するようになり、不正咬合(受け口や出っ歯など)の原因となる舌癖(ぜつへき)の改善・予防や、口呼吸の改善を行うことができます。咀嚼時、嚥下時、発音時、安静時の舌や唇の位置の改善などの効果が期待できます。
当院では、このトレーニングを正しく教えることのできるスタッフが常駐し、お子様と一緒に楽しくトレーニングを行っていただけます。
チェックしてみましょう!
- 1.口をポカーンと開けているときがありますか?
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- A.いつも
- B.ときどき
- C.いいえ
- 2.舌はいつもどの位置にありますか?
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- A.上あごについている
- B.前に出ていて唇にふれている
- C.上と下の歯の間にある
- D.下の歯の裏側にある
- 3.食事の時、どのような食べ方をしていますか?
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- A.口を開けて食べている
- B.あまり良くかんでいない
- C.食べ残しが多い
- D.固い食べ物を嫌う
- E.食べ方がはやい
- F.食べ方が遅い
- G.一度にたくさんほおばっている
- H.食事中、水分(お茶・水・牛乳)を多くとる
- I.飲み込むときに上の歯にすき間が開いている
- J.飲み込むときに必要以上にほっぺや口に力が入る
- K.飲み込むときに舌が前につき出る
チェックからわかること
- 1.口が開いている=口呼吸になってしまっている
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- 鼻が通っていない場合⇒耳鼻咽喉科での治療をおすすめします
- 鼻が通っている場合⇒口輪筋の筋力不足が考えられます
- 2.舌の正しい位置は=上あごについている
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それ以外のチェックがついた方は、歯並びに良くない影響を及ぼす可能性があります
- 3.チェックが1つでもある=上手に舌が使えていない
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正しい咀嚼(噛むこと)と嚥下(えんげ/飲み込むこと)ができていない可能性があります